CARRIE CHRISTIAN 日本語(JAPANESE)

私 はいつも何かするときに、まずイメージを集めることから始めます。最初のきっかけは、子供のころ集めていたステッカーでした。ステッカーブックがいっぱい になったあと、雑誌、本、カードへと興味はうつりました。特に、1950年代にお気に入りだったのは家事の雑誌です。手がこんでいる装飾がほどこされた部 屋で、愛する家族と素敵な食事を囲んでいる様子は、とても幸せそうで美しい組み合わせに見えたからです。現代の視点から眺めると、これらの空想の時間は曖 昧な意味を創り出している事実を明らかにしています。その一方では、現実を否定している姿の象徴でもあります。

描 かれている家たちは、誰もが最初に描きはじめる理想の家、家庭と家族の平和を表しています。実際には建築が難しい構造やデザイン、そして家の端が引き裂か れた様子は、生きること共に背負っている感情の起伏を表現しています。心配事がある境遇を何とかしようと考えている可能性を創り出しているからです。

これはコラージュから水彩画までイメージを創り出していく上では欠かすことのできないものです。時はあっという間に流れていきながらも、関係が深くなっていくにつれて徐々にうける苦しみを作品におきながら、信仰深さを生み出しています。